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12号 >
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http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/195
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タイトル: | 音刺激を用いた感情投影表情描画法による心理アセスメントツールの有用性の検討 (研究ノート) |
その他のタイトル: | Study of Utility of a Psychological Assessment Tool Using Facial Expression Drawing by Sound Stimulus (Notes) |
著者: | 七山(田中)知佳 比嘉, 勇人 松本, 行弘 |
キーワード: | 感情 表情 描画 アセスメントツール 音刺激 feeling facial expression drawing assessment tool sound stimulus |
発行日: | 2014/03/31 |
出版者: | 滋賀県立大学人間看護学部 |
抄録: | 本研究の目的は、我々が作成した【FACED】assessment tool (2012) の有用性を、音刺激を用いて検討することである。実験協力者として8名ずつ3群に別けた大学生24名と、評価者・回答者として大学院生ら12名を対象者とした。実験協力者に対し各群1分間の「安静」後、群別に異なる順で「鎮静音」「活性音」「無音」の環境を各3分間保持するよう指示し、各環境下前後に「気分プロフィール』『二次元気分尺度』「表情描画シート (本法) 」を実施した。また、『表情描画シート」と既存尺度で最小質問項目数である「二次元気分尺度」について、評価者に対し回答済質問紙10名分中正しく評価できた数を、評価者と回答者に対し評価・回答所要時間を調査した。その結果、本法の信頼性は整合性 (操作的環境下での反応率:8.3~25.0%) 、類似性 (再検査による連関性:φ=0.60, p<0.10) 、同等性 (評定者間の正答一致率:73.8%) で確認された。妥当性は同質性 (類似概念との指標一致率:70.8~75.0%) と効率性 (情報量/所要全時間:90.2%) で確認された。回答および評価の全所要時間は2.2分で、短時間での実施が可能となった。 以上より、本法は実施における評価・解釈の客観性および簡便性を備え有用性が高いと示唆された。 |
NII JaLC DOI: | info:doi/10.24795/nk012_033-042 |
URI: | http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/195 |
出現コレクション: | 12号
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