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タイトル: 新人看護師の自殺のハイリスク者との関わりの現状 (研究ノート)
その他のタイトル: Current state of the novice nurses about intervention in suicide highrisk individual (Notes)
著者: 藤野, 裕子
甘佐, 京子
松本, 行弘
キーワード: 自殺対策
新人看護師
教育
発行日: 2015/03/31
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 医療従事者は、自殺のハイリスク者に関わる機会が多く、自殺のハイリスク者に対して適切な対応ができることが求められる。しかし、現状において、わが国の医療従事者の自殺問題に関する知識や意識は低く、教育の重要性が指摘されている。今回、新人看護師の臨床現場における自殺のハイリスク者との関わりの現状を明らかにすることを目的に、卒後1~1年6か月の看護師を対象に、質問紙による調査を行った。28名の回答が得られ、その結果から、75%の看護師が就職して1年半までの期間に、患者から希死念慮を話されており、希死念慮を持っているのではないかと感じたことがある経験を合わせると、85.7%の看護師が就職して1年半までの期間に、患者の希死念慮に遭遇していることがわかった。臨床場面で、新人看護師は自殺のハイリスク者と関わっているが、その関わりに必要な学習は具体的にされていない。新人看護師自身もそのことを不安に思っている。看護基礎教育課程での具体的な教育が必要であることが示唆された。
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk013_103-110
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/220
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