The University of Shiga Prefecture Repository >
人間看護学部・人間看護学研究科(School of Human Nursing/Graduate School of Human Nursing) >
紀要論文(人間看護学研究) >
13号 >
Please use this identifier to cite or link to this item:
http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/219
|
Title: | 高齢者におけるラフターヨガによる笑いの身体的・心理的効果に関する研究 (活動と資料) |
Other Titles: | Physical and psychological effects of laughter yoga among older adults (Reports & Materials) |
Authors: | 山村, みづほ 平田, 弘美 |
Keywords: | ラフターヨガ 高齢者 身体的効果 心理的効果 |
Issue Date: | 31-Mar-2015 |
Publisher: | 滋賀県立大学人間看護学部 |
Abstract: | 「笑い」には、"楽しい状況から自然に笑いが発生する"という「受身の笑い」と"楽しいことはないが、自ら笑いを発生させる"という「自発的な笑い」がある。今回、高齢者を対象に、「自発的な笑い」の一つであるラフターヨガを用い、その効果を検討することを目的に研究を行った。対象者は、体操教室に通う健康な65歳以上の男女(延べ41名)であった。2週間に一度、計4回のラフターヨガを行い、ラフターヨガ実施前後に血圧、脈拍数、呼吸数、SpO_2、感情の変化(フェイススケール)を測定した。最終回のラフターヨガ実施後には、無記名式のアンケート調査も行った。ラフターヨガの身体的効果については、ラフターヨガ実施後に、脈拍数、呼吸数の平均値が有意に減少し、SpO_2の平均値が有意に上昇した。心理的効果は、フェイススケールの得点が有意に低下した。アンケート調査からも、「体が楽になった」などすべてがポジティブな回答であった。ラフターヨガ実施後に脈拍数、呼吸数の平均値が減少したこと、SpO_2の平均値が上昇したこと、フェイススケールの平均値が低下したことなどから、ラフターヨガは身体的にも心理的にも効果があると思われる。 |
NII JaLC DOI: | info:doi/10.24795/nk013_111-118 |
URI: | http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/219 |
Appears in Collections: | 13号
|
Items in DSpace are protected by copyright, with all rights reserved, unless otherwise indicated.
|