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14号 >

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タイトル: ルーブリックを活用したエンドオブライフケア実習評価と課題―学生評価と教員評価からの検討(活動と資料)
その他のタイトル: Evaluation of the practice of the end of life care by rubric system―consideration from student evaluation and teacher evaluation
著者: 伊藤, あゆみ
糸島, 陽子
中川, 美和
生田, 宴里
横井, 和美
荒川, 千登世
キーワード: エンドオブライフケア
実習
評価
ルーブリック
発行日: 2016/03/31
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
引用: 人間看護学研究
抄録: エンドオブライフケア実習の評価について、学生と教員の評価から到達レベルを把握し、ルーブリックを活用した実習の評価方法を検討した。2015年3月にエンドオブライフケア実習の単位を修得し、本研究の趣旨に同意が得られた学生59名の実習評価表を用い、実習評価表の到達レベルと評価点について、学生評価と教員評価の一致率を検討した。エンドオブライフケア実習の評価を実習到達目標ごとに、学生と教員が同じ到達レベルであると評価した一致率を見ると、「理論活用をした看護の洞察」が35.6%と最も低く、次いで、「看護者としての自己評価・今後の課題」の47.5%であった。一方、一致率が高かったのは、「実施した看護の評価」の69.5%で、次いで、「患者全体の把握」の57.6%、「看護計画の立案」の55.9%であった。8つの目標のうち「実施した看護の評価」は、学生・教員の両評価とも「可:レベル2」をつけた人数が20%を超えていた。受け持ち患者の状態が悪く、反応が捉えにくいという実習の特徴をふまえた上で、学生・教員が客観的な評価を行えるよう、ルーブリック評価表の見直しを行い、実習中に学生へのフィードバックを行う必要がある。
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk014_041-045
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/230
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