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タイトル: サービス付き高齢者向け住宅に入居する高齢者の支援ニーズに関するスコーピングレビュー
その他のタイトル: Support needs of elderly residents in 'Elderly housing with care services' in Japan : a scoping review
著者: 森本, 安紀
新井, 香奈子
キーワード: サービス付き高齢者向け住宅
高齢者
支援ニーズ
多職種連携
発行日: 2023/03/01
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 日本のサービス付き高齢者向け住宅(以下サ高住とする)は,2011年に新たに創設された「住まい」のサービスである.自立から介護が必要な高齢者まで,幅広い対象者が,自分に合った住まいとしてサ高住を選択できる.そこで,本研究は,サ高住に入居する高齢者の支援ニーズについて明らかにすることを目的とし,スコーピングレビューにて文献検討を行った.対象とする文献は高齢者の支援ニーズについて記述のある原著論文とした.スクリーニングを行い,25件を採択した.その結果から,サ高住に入居する高齢者には【最期までサ高住で過ごしたい】【新たな生活の場でも自分らしくいたい】【今までの生活を取り戻したい】【食事や栄養に関する心配事・困りごとを解決したい】【自分の意思で選択しながら自由に暮らしたい】【親子で安心した生活を送りたい】という支援ニーズがあった.この支援ニーズの構成要素として,まず「高齢者が持つ要素」があった.これを支援するために「関連する専門職」や「家族」という要素が関わっていた.住まいを替えた高齢者にとって,新たな役割の獲得,活動性の維持・向上が,自分らしい生活の継続につながっていた.
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk021_039-045
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/816
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