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21号 >

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タイトル: COVID-19 禍における成人看護学実習の実習方法と教育方法の工夫
その他のタイトル: Ingenuity of training methods and educational methods for adult nursing practice in the COVID-19 pandemic
著者: 横井, 和美
生田, 宴里
片山, 将宏
喜多下, 真里
小野, あゆみ
荒川, 千登世
糸島, 陽子
キーワード: 成人看護学実習
COVID-19禍
実習方法
教育方法の工夫
看護学実習ガイドラインの活用
発行日: 2023/03/01
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 新たな看護教育の構築に向けて看護学実習ガイドラインが作成され活用した教育が開始される矢先,COVID-19禍において看護学実習が行われた.ウィズコロナへの対応に向けてもCOVID-19禍で取り組まれてきた実習方法や教育方法の工夫の活用および看護学実習ガイドラインを活用して看護教育のさらなる質向上がはかれるように取り組む必要がある.そこで,本研究ではCOVID-19禍で取り組まれた成人看護学実習の報告文献や本学の成人看護学実習の実施状況から実習方法や教育方法の工夫を明らかにした.医学中央雑誌Web 版を用いて,検索式を「COVID-19(コロナ)禍 AND 看護学実習 AND 成人看護学」とし,教育の工夫内容を記載した実践報告を含む12文献を対象とした.本学の成人看護学実習の教育の工夫においては,成人看護学実習を構成する科目(慢性期実習,急性期実習,終末期実習)ごとに,コロナ禍での実習期間,実習形態,実習方法を記述した.COVID-19禍において成人看護学実習は,対面での受け持ち実習ができない場合は紙上事例で看護過程を展開し,ICTを活用してオンラインで観察力やコミュニケーション力を鍛える工夫をしたり,学内で様々なシミュレーションを実施したりして看護の思考や実践力を鍛える教育方法の工夫をしていた.また,実習指導者や実習施設の他職種とオンラインや対面で協力を得ながら臨床の状況を学べる工夫を行っていたことが明らかになった.
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk021_029-038
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/815
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