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21号 >
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http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/812
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Title: | 臨地実習における指導者と教員双方の指導上の困った経験からみえた連携・協働のあり方 |
Other Titles: | Collaboration considered from the experiences of supervisors and teachers who felt they had difficulty of teaching in nursing practice |
Authors: | 千田, 美紀子 伊丹, 君和 |
Keywords: | 指導者 教員 実習指導 困った経験 連携・協働 |
Issue Date: | 1-Mar-2023 |
Publisher: | 滋賀県立大学人間看護学部 |
Abstract: | 看護学における臨地実習では,医療の高度化・複雑化に伴い,実践へ適用する能力を育成していくことが求められる.臨地実習は授業の一部であり,大学と実習先が連携・協働しながらともに学生を育てていく重要な役割がある.本研究では,実習指導者と教員にインタビューを行い,臨地実習における指導上の困った経験について質的帰納的に分析し,カテゴリーの関係性について検討し,連携・協働のあり方について考察した.対象者は指導者9名,教員12名であった.指導者からは5カテゴリー, 教員からは7カテゴリーが抽出された.指導者と教員は,互いにコミュニケーションをはかりたいと思っているが,指導者は教員が不在であることで自分の指導について不安に思っていること,教員は伝えた内容が指導者に十分伝わっていないと感じていることが明らかになった.実習指導に関して学生の目標 達成に責任をもつのは教員であり,指導者は患者の安全を守ってケアできるように指導すること,それを役割分担として再認識することが必要である.今後,教員は実習指導で起こる課題を的確に捉え,目標達成のために実習のあり方を模索しながら,指導者と連携・協働しながら指導する必要がある. |
NII JaLC DOI: | info:doi/10.24795/nk021_001-012 |
URI: | http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/812 |
Appears in Collections: | 21号
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