The University of Shiga Prefecture Repository >
人間看護学部・人間看護学研究科(School of Human Nursing/Graduate School of Human Nursing) >
紀要論文(人間看護学研究) >
20号 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/769

タイトル: 小児看護学実習に携わる実習指導者の権利擁護の認識とプレパレーションに関する現状
その他のタイトル: Awareness of clinical instructors regarding advocating for children’s rights in pediatric nursing training
著者: 植野, ルミ
古株, ひろみ
流郷, 千幸
川端, 智子
平田, 美紀
鈴木, 美佐
玉川, あゆみ
村井, 博子
北澤, 美沙子
キーワード: 小児看護学実習実習
指導者
プレパレーション
子どもの権利擁護
実践
教育
発行日: 2022/03/01
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 子どもが主体的に治療や療養に臨むことを支援するプレパレーションが小児看護では重要視されている.しかし,看護基礎教育において,講義や演習でプレパレーションの必要性を学んでいても,実習でプレパレーションを実施した学生は少なく現状での課題であることが先行研究で示されている.今回,実習指導者の子どもの権利擁護の認識とプレパレーションに対する学生指導の現状を明らかにすることを目的に,小児看護学実習に携わった経験のある実習指導者 71 名を対象に,子どもの権利擁護実践能力尺度を用いた無記名自記式質問紙調査を行った.回収は 34 名(回収率 47.9%)であった.結果, 実習指導者は子どもの権利擁護の認識が高く,プレパレーションの実践も行っていた.また,実習指導の中で意図的にプレパレーションを実践し,教育に取り入れていた.実習指導経験が長い指導者は,子どもの権利を擁護していない医療スタッフとの調整力が高いものの,実習指導経験が短い指導者は調整が難しいことが明らかとなった.子どもの権利が擁護されない場面があった場合にはカンファレンスなどで学生に子どもの権利について考える機会が必要である.
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk019_075-080
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/769
出現コレクション:20号

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
nk020_075-080.pdf1.6 MBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

滋賀県立大学図書情報センター - ご意見をお寄せください   DSpace Softwareについて