The University of Shiga Prefecture Repository >
人間看護学部・人間看護学研究科(School of Human Nursing/Graduate School of Human Nursing) >
紀要論文(人間看護学研究) >
20号 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/764

タイトル: 助産師のキャリア発達における勤務継続への困難感とキャリアに関する悩みの内容
その他のタイトル: Difficulty in continuing work and career concerns in midwifery career development
著者: 板谷, 裕美
藏本, 直子
田中, 泉香
藪田, 綾
キーワード: 助産師
キャリア発達
勤務継続への困難感
キャリアに関する悩み
発行日: 2022/03/01
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 本研究は,助産師のキャリア発達における,勤務継続への困難感およびキャリアに関する悩みの 内容について明らかにすることを目的とした.A 大学助産学同窓会員 110 名を対象に,無記名自己記入 式質問紙調査を実施し,勤務継続への困難感の有無と困難を感じた時期および内容,キャリア発達における悩みについて,自由記載による回答を求め内容分析した.45 名の有効回答者のうち,勤務継続への困難感が「有」の者は 31 名(68.9%)で,困難を感じた時期は卒後 1 年未満が最も多く,勤務継続に対する困難感の記述内容は,【専門性の発揮困難】【人間関係の構築困難】【仕事と家庭の両立困難】【職務への重責感】【多忙な業務による心身の疲弊】を含む 10 カテゴリーに分類された.キャリアに関する悩みがある者は 31 名(68.9%)で,悩みの記述内容は,【進路選択に対する二者択一の揺らぎ】【職場環境への悩み】【ワーク ・ ライフ ・ バランスのとり方への不安】【子育てからの職場復帰への不安】を含む 7 カテゴリーに分類された.助産師のキャリア発達における困難感や悩みの内容には,職場環境の実態に起因するもの,ワーク ・ ライフ ・ バランスの実現に起因するもの,自己の役割に対する負担感や助産実践能力低下への不安感に起因するものが示された.
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk019_025-033
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/764
出現コレクション:20号

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
nk020_025-033.pdf1.41 MBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

滋賀県立大学図書情報センター - ご意見をお寄せください   DSpace Softwareについて