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19号 >

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タイトル: 在宅看取りを終えた家族の悲嘆への訪問看護師の支援に関する文献検討
その他のタイトル: Literature review on the support for grieving families who have taken care of at home
著者: 水上, 幸子
横井, 和美
糸島, 陽子
キーワード: 在宅看取り
悲嘆
家族支援
発行日: 2021/03/30
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 日本では,看取り後の家族への公的な支援制度はなく,悲嘆への支援に関する包括的なシステム も整備されていない.本研究では,訪問看護師による在宅看取りを終えた家族の悲嘆への支援の現状と課題を抽出し,看取り後の家族支援の在り方を検討するため2010 年から2019 年で「在宅看取り」「悲嘆」「家族ケア」をキーワードに文献研究を行った.その結果,訪問看護師による家族への支援の時期は看取り後1 カ月以内に実施しており,支援方法は自宅訪問,電話相談,葬儀参列,弔電,手紙・カードの送付,遺族会への参加などであった.支援内容は,遺族へのカウンセリング的なかかわりを行いながら感情の表出を促し,何らかの問題を抱えた遺族には,民生委員やボランティアなど地域での見守りを依頼するとともに社会資源の橋渡しを行っていた.訪問看護師による看取り体験の共有は悲嘆ケアにおいて必要不可欠であり,家族の意向を尊重した看取り,在宅療養時からの継続的な支援,地域とのつながりを構築することの重要性が示唆された.
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk019_059-064
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/690
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