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タイトル: 看護学生の老年看護学実習によるエイジズムの変化
その他のタイトル: Nursing Students’ Ageism Changes by Clinical Practicum in Gerontological Nursing
著者: 松田, 理沙
松井, 宏樹
平田, 弘美
キーワード: エイジズム
老年看護学実習
看護学生
発行日: 2020/03/01
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 核家族化が進んだ日本では高齢者との会話が乏しく,高齢者と同居をしていない看護学生は高齢 者と関わることへ拒否的であり,ケアの関心も低いといわれている.先行研究では,おおむね看護学生 のエイジズムは臨床実習や高齢者との交流の場をとおして肯定的に転化すると報告されているが,看護 学生のエイジズムの変化を縦断的に調査したものはほとんどない.本研究では,本学の看護学生が老年 看護学の学習や老年看護学実習後で,エイジズムがどのように変化していくのかを調査した.本研究の 目的は,老年看護学の学習や老年臨床看護学実習後で看護学生のエイジズムが変化するのかを明らかに することである.日本語版Fraboni エイジズム尺度を用い,本学部1 年生を対象とした老年看護学概論(後 期)の最初の講義時に1 度目のアンケート調査を実施し,3 年生後期の老年臨床看護学実習後に2 度目 のアンケート調査を実施した.その結果,老年看護学実習前よりも終了後に看護学生のエイジズムが低 くなっていた.また,老年看護学実習後のアンケートの自由記載から,実習をすることで高齢者の人生 観や価値観を理解し,それを看護に活かす必要性を学んでいることが明らかになった.
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk018_059-064
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/598
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