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18号 >

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タイトル: 成人看護学実習におけるフィジカルアセスメントに対する実習指導者のかかわり
その他のタイトル: Practice Leaders’ Engagement in Physical Assessment in Adult Nursing Practice
著者: 中川, 美和
横井, 和美
秋吉, 美典
キーワード: フィジカルアセスメント
臨地実習
実習指導者
教育的介入
看護教育
発行日: 2020/03/01
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 目的 実習指導者が学生のフィジカルアセスメントに対してどのようなかかわりを行っているかを明ら かにし,実習におけるフィジカルアセスメントへの教育的介入の示唆を得ることである. 方法 実習指導者研修を経て看護系大学成人看護学実習の実習指導を複数年経験し,研究協力が得られ た実習指導者8 名を対象とした.学生が受けもっていた患者個々のフィジカルアセスメントに関して, 実習指導者はどのようなかかわりを行っていたのか半構成的面接を行い質的記述的に分析した. 結果 194 のコードから最終的に9 のカテゴリを抽出した.実習指導者は,学生とのかかわりの中で【学 生の病態に関するレディネスを知り指導のゴールを予測する】,【根拠がない返答をする学生の言葉を キャッチする】,【今の学生の思考整理と観察力を高める】,【生活者としての患者の状態を五感を使って 理解をうながす】ことを行っていた.さらに,【自分が得た患者の情報とエビデンスを伝える】,【学生 のアセスメントの言語化を待ちともに考え行動する】ことを行っていた.そして,実習指導者は【学生 間で身体状態の共有をはかる場の設定】【フィジカルアセスメントの指導方法をリフレクションする】【多 職種と連携し患者の理解を深める手助け】などを行っていた. 結論 成人看護学実習におけるフィジカルアセスメントに対する実習指導者の9 カテゴリーのかかわり から,実習指導者は科学的根拠をもって学生とかかわっている.加えて実習指導は,患者理解を行うと いう目的意識をもち,学生の反応を見ながら指導方法の工夫を行い,指導方法の工夫で得られた学生の 学びから自己成長を意識して教育的介入を行っていたと示された.
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk018_001-010
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/592
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