The University of Shiga Prefecture Repository >
人間看護学部・人間看護学研究科(School of Human Nursing/Graduate School of Human Nursing) >
紀要論文(人間看護学研究) >
12号 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/190
|
タイトル: | 安全な立ち上がり動作のアセスメント項目に関する文献検討(第1報) : 最新の国内文献から (研究ノート) |
その他のタイトル: | An Overview of Recent Studies in Japan on the Evaluation Items for the Stability of Standing-up Motion (Notes) |
著者: | 横井, 和美 伊丹, 君和 森, 敏 栗田, 裕 |
キーワード: | 立ち上がり動作 アセスメント 転倒予防 文献検討 |
発行日: | 2014/03/31 |
出版者: | 滋賀県立大学人間看護学部 |
抄録: | 背景 ベッドサイドでの立ち上がり動作を安全に介助することは、転倒予防のために重要な臨床上の課題である。立ち上がり動作は、下肢の諸関節や体幹の可動性、筋力、バランス能などが協働する複合動作であるため、総合的に評価し支援する必要がある。 目的 立ち上がり動作を解析した最新の研究結果を基に、アセスメント項目を抽出し、安全な立ち上がり動作を支援するために特に重要なアセスメント項目を検討した。 方法 対象文献は、最新 (過去5年間2007年4月~2013年3月) の日本国内で発表された原著論文とし、医学中央雑誌 (Web版version 5) を用いて検索した。研究テーマや抄録の研究目的に 「立ち上がり動作」 が主要キーワードとして表記されている論文の内、研究方法に測定項目や測定方法が示され、立ち上がり動作を分析の対象としている論文85件を対象とした。 結果 84件の論文の結果をコード化すると97のコードに整理できた。コードの内容をカテゴリー化すると、5っのカテゴリーが抽出された。 【対象者別の立ち上がり動作の特徴】 には5サブカテゴリー、【身体の各機能と立ち上がり動作との関係】 には8サブカテゴリー、 【立ち上がり動作に関与する環境】 には3サブカテゴリー、 【立ち上がり動作の能力評価とトレーニング】 には3サブカテゴリー、【立ち上がり動作が影響を及ぼす動作】 には2サブカテゴリーの内容が含まれ、合計21項目のサブカテゴリーからなっていた。 結論 国内発表論文に限定しアセスメント項目を検討した結果、立ち上がり動作のアセスメントを特に必要とする対象者の状態、立ち上がり動作に必要な身体機能の項目、立ち上がり動作に影響をおよぼす環境の項目等を抽出することができた。 |
NII JaLC DOI: | info:doi/10.24795/nk012_065-076 |
URI: | http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/190 |
出現コレクション: | 12号
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|