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10号 >
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http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/168
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タイトル: | 手術前患者の不安に関する研究の現状 : 2002~2011 (研究ノート) |
その他のタイトル: | An overview of the research on anxiety in preoperative patients : 2002-2011 (Notes) |
著者: | 野沢, 和也 奥津, 文子 |
キーワード: | 手術前 不安 成人 |
発行日: | 2012/03/31 |
出版者: | 滋賀県立大学人間看護学部 |
抄録: | 背景 日本では毎日、約45,000件もの手術が全国で行われており、その数の患者が毎日手術という不安と闘っていることとなる。しかし、術前の患者が心の中に存在する不安や恐怖をそのまま言葉に表してくれるとは限らない。また、それぞれが抱く不安に対して、それぞれに適した介入を行うということは容易ではない。さらに近年、入院日数短縮化の影響で、術前に関わることのできる時間が減少し、看護介入が難しくなっている。 目的 手術前の患者の不安に関する研究の現況を明らかにし、術前患者への看護の質向上に向けての基礎資料とすることを目的とする。 方法 医学中央雑誌で、過去10年間 (2002-2011年) 「手術前 不安」をキーワードとした主題検索を行い、抄録あり、原著論文、看護分野での絞込み検索を行った。そのうち、小児を対象とした研究を除外し、残りの135件を分析対象とした。その研究が何を明らかにしようとし、その結果、何が明らかになったのかという視点で文献を分析し、記載内容を要約し、その内容の類似性に基づき分類した。 結果 不安内容の分析や不安への介入に対する研究はなされているが、患者が持つ特性がその介入結果にどれほど影響しているかという研究はほとんどみられなかった。 結論 不安に対する介入と患者の特性との関連性を調査し、その傾向・特徴を分析し介入の効果と患者の特性に何らかの関連性を見出すことが重要と考える。 |
NII JaLC DOI: | info:doi/10.24795/nk010_149-154 |
URI: | http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/168 |
出現コレクション: | 10号
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