DSpace コレクション: 2017-03-01
2017-03-01
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/295
2023-10-26T20:49:08Z
2023-10-26T20:49:08Z
表紙ほか
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/303
2019-04-21T16:30:26Z
2017-02-28T15:00:00Z
タイトル: 表紙ほか
2017-02-28T15:00:00Z
集団音楽療法によって高齢者が抱いた自己概念
高岡, 有希
横井, 和美
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/302
2019-04-21T16:30:26Z
2017-02-28T15:00:00Z
タイトル: 集団音楽療法によって高齢者が抱いた自己概念
著者: 高岡, 有希; 横井, 和美
抄録: 加齢による身体的変化や社会参加の変化によって様々な喪失体験をもつ高齢者の自己概念を理解することは高齢者の心理的な健康支援には重要である。本研究は、何らかの喪失体験をもつ高齢者に対して、集団音楽療法が自己概念を変容していく関わりであるのかを検討するために、集団音楽療法に参加した高齢者から、集団音楽療法によって高齢者が抱いた自己概念を明らかにした。集団音楽療法を受けている高齢者11名を対象に集団音楽療法終了後、自己に対して抱いた思いについてインタビューを行い逐語録語より質的帰納的分析を行った。 その結果、集団音楽療法で高齢者が抱いた自己概念として263のコードと22のサブカテゴリー、【老いていく中で認識している自己】【音楽によって身体的・心理社会的に影響を受けた自己】【音楽活動を通して現在の状態を評価している自己】【音楽をすることで他者に認められた自己】【音楽によって気づいた過去の自己】【音楽を通して抱いた未来の自己】の6つのカテゴリーが抽出された。 集団音楽療法に参加した高齢者は、高齢者はおいを意識する中、現在の自己を意識し適応範囲の判断や現在の自己を再評価し肯定的に未来を生きる自己をイメージしていた。
2017-02-28T15:00:00Z
安心に関する文献検討 ‐子育て中の母親への適用に向けて‐
小林, 孝子
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/301
2019-04-21T16:30:26Z
2017-02-28T15:00:00Z
タイトル: 安心に関する文献検討 ‐子育て中の母親への適用に向けて‐
著者: 小林, 孝子
抄録: 子育て中の母親から安心という言葉がよく聞かれ、少子化対策でも達成すべき重要な目標とされている。安心は多用される言葉であるにもかかわらず、その明確化がされてこなかった。本研究の目的は、国内看護学領域の文献検討により安心の概念を明確にすることである。学際的な論文6件と一般図書14件を分析し、看護実践に関する文献22件の分析を行った。 学際的な側面から安心を分析したところ、安心の特性として《心が安らいでいる》《安定している》《信頼が築かれている》《安全が保障されている》《できると信じている》《求めるもの》《主観的なもの》というカテゴリーが明らかにできた。一方、国内の看護実践の文献で示された先行要件として《信頼関係をつくる》《受容する》《そばにいる》《情報を提供する》《環境を整える》、属性として《受け入れられている》《つながりがある》《信頼できる人がいる》《できる感覚がある》《不安がない》、帰結として《充足》《回復》《安定》《関係性の構築》《自立》というカテゴリーが分類された。看護実践の文献においては、看護職と対象者間の信頼関係、対象者ができると思える関わりが重要であり、母親のポジティブな側面のひとつとして安心に着目した働きかけを行うこと、看護援助のアウトカムとして定義づけられることが必要であると考えられた。
2017-02-28T15:00:00Z
慢性疾患患者の自己管理に関する文献検討
高橋, 満帆
川端, 愛野
窪田, 好恵
伊丹, 君和
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/300
2019-04-21T16:30:26Z
2017-02-28T15:00:00Z
タイトル: 慢性疾患患者の自己管理に関する文献検討
著者: 高橋, 満帆; 川端, 愛野; 窪田, 好恵; 伊丹, 君和
抄録: 背景 慢性疾患は、徐々に発症し治癒がまれな疾患とされており、日本人の死因の約6割を占めている。今後、慢性疾患をもちながら在宅で生活する患者が増加することが予測され、慢性疾患患者の自己管理が極めて重要となる。 目的 慢性疾患患者の自己管理に関する研究の動向を分析することで、今後の研究の方向性を検討すること。 方法 医学中央雑誌Web版Ver.5およびCiNii Articleを用いて「慢性疾患」「自己管理」「健康管理」をキーワードに文献検索を行った。その後、原著論文、2006年から2016年の過去10年間に絞り、そのうち重複しているもの、慢性疾患の自己管理・健康管理に関係しないものを除外した。また、ハンドサーチにより海外文献を含めた5件を追加し、抽出した計52件の文献について検討した。 結果 1)年次推移では、2010年以降文献の数が減少していた。これは看護師の資格認定制度の開始により研究が細分化したことが影響しているものと考えられる。 2)研究の対象では、慢性疾患患者、その中でも成人・高齢者が最も多く、子どもは少なかった。これは、子どもの慢性疾患罹患者数が成人・高齢者に比べ小数であることや、子ども本人の自己管理や調査が困難なことなどが関係していると考える。3) 研究内容では、病気に対応する課題に対処することに関する研究が多くを占めた。患者が自己管理を確立・維持していくうえで、周囲の人のサポートが需要となることが明らかとなっていた。4) 教育、発達支援、福祉サービスなど療育生活を支える様々な支援のニーズが高まっている現在、慢性疾患をもつ子どもの自己管理を支える養護教諭の役割は重要であり、今後研究を行う必要性が示唆された。
2017-02-28T15:00:00Z