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タイトル: 訪問看護師のとらえた排液ドレナージを留置したまま在宅療養をすることでの困難さに対する支援の構造 (研究ノート)
その他のタイトル: The Structure of How to Arrest Visiting Nurses for the Difficulty in Recuperating at Making Homecare with Drainage (Notes)
著者: 安井, かおり
高橋, 歩
後藤, 真美子
奥津, 文子
Yasui, Kaori
Takahashi, Ayumi
Gotou, Mamiko
Okutsu, Ayako
キーワード: がん患者
排液ドレナージ留置
在宅療養
訪問看護師
発行日: 2014年3月31日
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 医療制度や介護保険制度の改革により、在院日数の短縮化がより一層促進されている。その為、リハビリや医療処置を必要としたまま退院する例が増加している。また、癌患者の増加及び医療の進歩に伴い、排液ドレナージを留置した状態や化学療法や高カロリー輸液目的のポート留置の状態、ストーマ造設した状態などの医療処置が必要な状態での退院調整するケースも増加している。[目的]本研究では、排液ドレナージを留置したまま在宅療養をすることでの困難さにっいて、訪問看護師の視点から明らかにすることにより退院調整への示唆を得ることができる。 [研究方法]質的帰納的研究。対象者は過去約5年以内に、排液ドレナージを留置したまま在宅療養する患者に関わったことのある1年以上在宅看護の経験のある訪問看護師4名。調査期間は平成24年9月12日~12月11日。半構造化面接法にて、インタビューで得られたデータをカテゴリー化し、分析を行った。 [倫理的配慮]対象者へは文書で研究の目的、方法、任意参加であること、個人情報の保護に関して説明し、承諾を得た。本研究はH24年度、研究施設の倫理審査委員会審査にて承認を受けた。 [結果]逐語に起こした結果、ラベル290となった。カテゴリー化を進め、サブカテゴリー46、カテゴリーは8となった。カテゴリーは「訪問看護師から見た利用者の排液ドレナージのトラブル」「訪問看護師の行う利用者の排液ドレナージのトラブル対処の方策・指導」「訪問看護師とステーション内での協働」「利用者・家族の在宅療養するための自立への誘導」「利用者独自の工夫」「在宅での医療行為への利用者の真意」「施設看護師との連携」「連携不足要因」を抽出した。訪問看護師の役割は、患者の身体的トラブルの予防、情報収集・連携、精神的トラブル対処、ステーション内の協働であった。訪問看護師が医療処置だけではなく、患者と家族の生活面、医療面での自立への関わりと、自立の意識の必要性が明らかとなった。また、利用者の病期や身体的トラブルにより、再入院を余儀なくされる際に施設看護師との連携不足を感じていることが明らかとなった。[考察]同じ看護の視点を持っ、施設看護師と訪問看護師問での情報交換が希薄なため、専門的な医療処置が不十分となっていると考える。利用者、家族の自立を促しトラブルを最小限に抑えるため、在宅を念頭においた退院準備の充実、緊急時の対応手段を統一していくとともに、施設看護師、訪問看護師のあり方をさらに考えていく必要がある。 [結論]利用者、家族の背景を把握したうえで退院後の生活をイメージした在宅療養の環境を整えていき、自立に向けて援助していく。看護は看護でつながり連携の充実を図る。看護師が担える医療処置の範疇を把握し、医療チーム各職種の特殊性を活かした退院調整の重要性が示唆された。
URI: http://hdl.handle.net/11355/191
出現コレクション:12号

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