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タイトル: 肝疾患患者の療養継続支援の研究の動向と課題 (研究ノート)
その他のタイトル: An Overview of Nursing Researches on the Supports to Patients with Liver Diseases (Notes)
著者: 伊藤, あゆみ
糸島, 陽子
奥津, 文子
Ito, Ayumi
Itojima, Yoko
Okutsu, Ayako
キーワード: 肝疾患
看護
療養継続
支援
発行日: 2014年3月31日
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 背景 慢性肝疾患は、数十年をかけて確実に肝硬変や肝臓がんに移行することが大きな問題として注目されている。長期の療養を余儀なくされることに加え、肝硬変の進行や、数十年後にはがん化するため、身体的にも精神的にも長期にわたる支援が必要である。肝疾患患者の療養継続を支えるうえで、看護師の支援が重要だと考えられる。 目的 肝疾患に関する看護研究を概観し、療養継続の支援に関する研究に焦点を当て、肝疾患をもっ患者の療養継続の支援の現状と課題を明らかにすることを目的とした。 方法 医学中央雑誌にて 「肝疾患」 と 「看護」  「療養」  「家族」  「支援」 のキーワードを用い、様々な組み合せで、2003年から2012年までの看護研究の検索を行った。そのうち、肝疾患の治療や薬剤に関連がないものを除外した169件を研究対象とした。文献数の年次推移と研究のデザインに基づいて分析を行い、患者の療養継続支援に関する研究を、内容の類似性に基づいて分類し解析した。 結果 1) 肝疾患患者に関する看護研究は、2007年の肝疾患診療連携拠点病院の設置以降、一時的に文献数の増加がみられた。 2) 看護師は 「患者の理解度を向上させるための情報提供」  「患者の意思決定の支援」  「闘病継続力を維持するために、セルフケア能力や生きがい、信頼 (家族や医療者への) を支えるための情報提供と精神的支援」  「患者の話を聞き気持ちの整理を支援」 を行っていた。支援の評価には様々な指標が用いられていた。長期にわたる縦断的研究は少なかった。 結論 長期的な肝疾患の患者をささえるためには、横断的研究のみではなく縦断的研究が必要である。また、看護師による家族や同病者への支援に関する研究は少なかった。家族や同病者に焦点をあて、患者のソーシャル・サポートを意識した支援の研究が必要である。また、看護師がどのように認識しながら、患者への多様な支援を実施しているのかに焦点を当てた研究を行い、支援内容を患者ニーズと照らし合わせ、検討する必要がある。
URI: http://hdl.handle.net/11355/187
出現コレクション:12号

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