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11号 >

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タイトル: 救命救急センターにおいて看護師が認識する仕事に対する他者からの承認 (研究ノート)
その他のタイトル: Recognition behavior from the others to the work which a nurse recognizes in a critical care center (Notes)
著者: 本田, 可奈子
キーワード: 救命救急センター
承認
看護師
発行日: 2013/03/31
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 目的 看護師に対する他者からの承認は、職務満足と関連することが示されている。救命救急センターにおける看護師の仕事に対する「承認」の内容から、救命救急センターで看護師が認識する承認の特徴を明らかにする。 方法 救命救急センターの勤務経験が3年以上の看護師で、事前に研究の承諾が得られた20名に半構成的質問紙を用いた面接調査を行った。調査内容は、職場の他者から仕事で認められることで自己を肯定的にとらえることが強化され、仕事に対して動機づけられたこと、及び性別・年齢・看護経験年数・救命救急センターでの看護経験年数・職位の個人的要因とした。分析は、面接内容から逐語録を作成し、看護師が認識する他者からの「承認」の内容を抽出し、コード化・カテゴリー化した。また分析にあたってはスーパーバイズを受けた。研究対象者への倫理的配慮は、研究の参加は任意であること、収集したデータは研究のみに使用し匿名性を保証した。A大学研究倫理審査委員会の承認を得て行った。 結果 対象者は6ヵ所の救命救急センターに従事する看護師19名で、男性3名、女性16名であった。年齢は27歳一44歳、看護師経験年数は6年一22年、三次救急医療経験年数は4年一20年、職位は主任が5名、看護師が14名であった。調査より「承認」に関して41個のコードが抽出され、機能的にサブカテゴリー・カテゴリー化した結果14のサブカテゴリー、5つのカテゴリーに分類された。『上司からの信頼と尊重」は【上司が尊重してくれる】などのサブカテゴリーで、『後輩からの信頼」は【後輩が自分を目標にしてくれる】【後輩がこころを開いてくれる】などのサブカテゴリー、『同僚からの承認と受容」は【同僚が受け入れてくれる】などのサブカテゴリー、「先輩からの承認と受容」は【先輩が自分の成長を認めてくれる】のサブカテゴリー、『医師からの信頼』は【医師が仕事でたよりにしてくれる】などのサブカテゴリーで構成された。 考察 他者からの承認のコードの中で上司や同僚、医師からは仕事に対する承認が、後輩からは自分に心を開いてくれること、先輩からは成長を認めてくれることなど職場の人間関係によって特徴的な承認の内容が見られた。また、一番コードが多かったのは上司からの承認と、後輩からの承認のコードであった。これは、看護師の仕事に対する動機づけに上司の承認が重要な因子であるとともに、後輩からの承認は客観性と仲間として情緒的な安定を後輩から求めていると考えられた。
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk011_061-069
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/182
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