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タイトル: スリーA教室における脳刺激訓練プログラムの効果の検討 (研究ノート)
その他のタイトル: Evaluation of the effects of the brain stimulation program of the Three A Classroom (Notes)
著者: 畑野, 相子
北村, 隆子
安田, 千寿
山本, 眞喜
Hatano, Aiko
Kitamura, Takako
Yasuda, Chizu
Yamamoto, Maki
キーワード: スリーA教室
認知機能
認知症高齢者
かな拾いテスト
MMSE
唾液アミラーゼ値
発行日: 2012年3月31日
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 背景 人口の高齢化と共に、認知症高齢者の数が増加しており、介護予防の重点課題となっている。認知症は誰しもなりたくないと願っている病気であるが、治療法は確立されていない。近年、疫学的研究や実践的研究によって、予防の可能性が示唆されるようになり、認知症予防に向けた取り組みが強調されている。 目的 A市において、「スリーA」を学んだ住民が仲間を募り、住民による認知症予防教室 (以下教室とする) を開いている。認知症を理解し、地域住民が支え合う町づくりの一助とすることを目的として、この教室の効果を検討することにした。 方法 教室参加者を対象とし、平成21年6月から平成22年3月まで介入した。調査内容は、教室開講時と終了時に、認知機能 (かな拾いテストとMini-Mental State Examination; MMSE) と心理的側面 (唾液アミラーゼ値、やる気スケール) を測定し、教室と家庭における行動観察をおこなった。開講時と終了時の平均値を比較するとともに、事例ごとの変化を分析した。 結果 9名を分析対象とした。 性別は男性3名、女性6名で、平均年齢は82.4±2.6 (平均±SD) であった。教室の開講時と終了時を比較すると、MMSEはやや得点が高くなったが有意な差はなかった。やる気スケールでも有意な差は無かった。意欲とかな拾いテストの正答数の間に相関が見られた。全員が教室は楽しいと回答し、教室では活動的であるが、日常生活は不活発であった。事例毎に見ると、全体的に改善傾向が窺えた。 結論  住民が企画運営している認知症予防教室の評価として以下のことが示唆された。1.認知機能の尺度としてMMSEとかな拾いテストを用い、開講時と終了時の比較をしたが有意な差は認めなかった。事例ごとにみると、両テストにおいて得点が向上した者があり、教室が認知機能に効果をもたらす可能性が示唆された。2.心理的側面からの評価としては、リラックス効果をもたらしていることが示唆された。また、参加者にとって教室が楽しい場となっていることが窺えた。3.日常生活の側面から評価すると、家庭では不活発な生活をしているが、教室では活動的になっていた。
URI: http://hdl.handle.net/11355/156
出現コレクション:10号

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