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08号 >

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タイトル: 成人看護学実習直前の技術チェックに対する学生からの評価 : 実習終了後の質問紙調査から2年間の比較検討 (研究ノート)
その他のタイトル: Evaluation from Student to Technical Check Immediately before Practice of Adult Nursing Study : Comparative Study of Two Years from Questionnair Investigation after Practice Ends (Notes)
著者: 前川, 直美
横井, 和美
米田, 照美
本田, 可奈子
大辻, 裕子
内貴, 千里
奥津, 文子
キーワード: 看護学生
技術チェック
看護学実習
比較
nursing students
technical check
nursing practice
comparative
発行日: 2010/03/31
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 背景 我が国の看護をめぐる環境は、急速な少子高齢化の進展、医療技術の進歩等大きく変化している。一方で、看護業務の複雑・多様化、国民の医療安全に関する意識の向上等の中で、学生の看護技術の実習の範囲や機会が限定される傾向にある。看護の臨地実習は、看護の方法について、「知る」「わかる」段措から「使う」「実践できる」段階に到達させるために不可欠な過程であり、看護実践能力を育成し、臨地実習が重要な学びの場となるためには、実習指導者との連携は重要である。 目的 成人看護学実習直前の技術チェックに対して、実習終了後、看護学生に実施した調査をもとに、2年間の事前技術チェック項目の役立ち度について比較検討した。 方法 対象は、2007年度から2008年度に、A大学で成人看護学実習を履修した119名のうち、実習終了後の質問紙調査に協力の得られた看護学生86名であった。成人看護学実習直前の事前技術チェック項目の役立ち度などを調査内容とした。なお、回答は5段階評定とし、年度間ごとにχ^2 検定にて分析した。自由記載については全体の傾向をみた。 結果 「患者の状況に合わせたパイタルサイン」「事前知識をもった観察の仕方」「客観的情報の取り方」「ケアを実施するためのアセスメントの仕方」「報告の仕方」の項目すべて、2年間とも60~80%の学生が役立ったと評価していた。年度間の比較では、「報告の仕方」のみ2008年度が、より役立った頃向にあることが認められた(p=0.023)。「事前技術チェックで最も役立った項目」として「事前知識をもった観察の仕方」が、統計学的な有意差は認められなかったが、2007年度は43%、2008年度は60%の学生が最も役立ったと評価している。一方、「ケアを実施するためのアセスメントの仕方」を回答した学生は、2007年度は4%、2008年度は3%であった。結論 技術チェック項目のうち最も役立った項目は2年間とも「事前知識をもった観察の仕方」であった。与えられた課題について、自ら調べることを通して理論的知識を深め、臨地実習で活用できたといえる。一方、「ケアを行うためのアセスメントの仕方」を回答した学生は少なく、数々の経験を積み状況を的確にアセスメントできるような支援が必要である。さらに、担当指導者と事前にコミュニケーションを図ることは、実習をより具体的にイメージし、不安や緊張緩和につながることが示唆された。
NII JaLC DOI: info:doi/10.24795/nk008_079-087
URI: http://usprepo.office.usp.ac.jp/dspace/handle/11355/116
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