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タイトル: 東洋式リンパマッサージを取り入れた看護技術開発に関する予備研究 (研究ノート)
その他のタイトル: A Study of Development of Nursing Skill for Oriental Lymph Massage : A Pilot Study (Notes)
著者: 本田, 可奈子
久留島, 美紀子
伊丹, 君和
江藤, 美和子
田中, 香織
豊田, 久美子
Honda, Kanako
Kurusima, Mikiko
Itami, Kimiwa
Eto, Miwako
Tanaka, Kaori
Toyoda, Kumiko
キーワード: リンパマッサージ
東洋式
自律神経
唾液分泌型IgA
Lymph massage
oriental
Autonomic nerve
salivary s-IgA
発行日: 2009年3月31日
出版者: 滋賀県立大学人間看護学部
抄録: 背景 近年国内では、疾病構造の変化により健康増進や危険因子削減に期待され予防医学の観点から補完・代替療法が注目されている。代替療法は人間を全人的にとらえ、自然治癒力に働きかけることで看護と共通している。国内の代替療法の中に明治以前は主流医学であり馴染み深いものとして東洋医学(中国伝統医学)がある。この東洋医学の考えを取り入れたマッサージ(東洋式リンパマッサージ)に着目し、これを看護ケア技術に取り入れることを考え生体への効果の検証法を検討した。 目的 先行研究で検討したプロトコールで東洋式リンパマッサージの免疫機能と自律神経機能への効果を検証する。 方法 研究協力者は、本研究の趣旨に同意を得た健康な成人女性9名である。介入として東洋式リンパマッサージを30分施術したのちその前後で① 唾液分泌型IgA(s-IgA)・唾液分泌型コーチゾール濃度の介入前・直後と24時間後の比較②24時間累積副交感神経活動量の介入しない24時間と介入した24時間での比較③介入前・直後の自覚症状の比較を行った。手技の統一をはかるため東洋式リンパマッサージを開業をしている整体師一人が介入をおこなった。介入の部位は背部・下肢・上肢とした。 結果 ①s-IgA濃度は、介入前後で有意差がみられ、後のほうが高かった。唾液分泌型コーチゾール濃度は、介入前後で有意差がみられ、後のほうが低かった。②24時間の累積副交感神経活動量は協力者4人の分析を行い、介入した24時間の活動量が多かったが有意差はでなかった。③ 協力者全員に施術後のからだの軽さと心地よさの上昇がみられた。 考察 東洋式リンパマッサージは、免疫機能を亢進し、内分泌系に影響を与えてストレス低減などの影響を与えていることが示唆された。さらに24時間副交感神経活動量の増加がみられたことで、東洋式リンパマッサージは生体の免疫機能を含めた予備力を亢進させる可能性があり、人間の自己回復力を高めることができると考えられた。
URI: http://hdl.handle.net/11355/113
出現コレクション:07号

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