DSpace コレクション: 2021-03-30
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/683
2021-03-30
2023-10-27T06:54:12Z
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2019 年度人間看護学部FD 委員会による授業見学の取り組みについて
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/790
タイトル: 2019 年度人間看護学部FD 委員会による授業見学の取り組みについて
著者: 川口, 恭子; 河野, 益美; 甘佐, 京子
抄録: 高等教育機関での FD が義務化され 10 年以上が経過しているものの,定着には課題がある.本報告では,2019 年度滋賀県立大学人間看護学部 FD 委員会における授業見学について,実施状況とレスポンスペーパーの分析から授業見学に対するニーズと今後の課題を検討した.2019 年度の実施状況は前期での見学が多く,在宅看護学に関する科目が多かった.見学者の職位は講師が多かった.レスポンスペーパーのコメントは,計量テキスト分析ソフト(KH Corder3)を用いたテキストマイニング法を用いて分析を行った.その結果,見学者は学生が授業で集中している場面,授業における時間配分,授業の展開,構成,内容,学生へのレスポンス,学生の学習状況,実習との関連といったことに着目していることが明らかとなった.本学部の授業見学は,モデルとなる授業からその展開や授業技術を学ぶこと,教授内容の調整といった機能をもち,若手教員の教育力の向上に効果的であると考えられる.今後,授 業見学が定着した際には,授業を公開する教員に対してもより教育的な効果が得られるような機能を付与する工夫が必要であることが示唆された.
2021-03-29T15:00:00Z
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巻頭言
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/692
タイトル: 巻頭言
著者: 伊丹, 君和
2021-03-29T15:00:00Z
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表紙
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/691
タイトル: 表紙
2021-03-29T15:00:00Z
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在宅看取りを終えた家族の悲嘆への訪問看護師の支援に関する文献検討
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/690
タイトル: 在宅看取りを終えた家族の悲嘆への訪問看護師の支援に関する文献検討
著者: 水上, 幸子; 横井, 和美; 糸島, 陽子
抄録: 日本では,看取り後の家族への公的な支援制度はなく,悲嘆への支援に関する包括的なシステム
も整備されていない.本研究では,訪問看護師による在宅看取りを終えた家族の悲嘆への支援の現状と課題を抽出し,看取り後の家族支援の在り方を検討するため2010 年から2019 年で「在宅看取り」「悲嘆」「家族ケア」をキーワードに文献研究を行った.その結果,訪問看護師による家族への支援の時期は看取り後1 カ月以内に実施しており,支援方法は自宅訪問,電話相談,葬儀参列,弔電,手紙・カードの送付,遺族会への参加などであった.支援内容は,遺族へのカウンセリング的なかかわりを行いながら感情の表出を促し,何らかの問題を抱えた遺族には,民生委員やボランティアなど地域での見守りを依頼するとともに社会資源の橋渡しを行っていた.訪問看護師による看取り体験の共有は悲嘆ケアにおいて必要不可欠であり,家族の意向を尊重した看取り,在宅療養時からの継続的な支援,地域とのつながりを構築することの重要性が示唆された.
2021-03-29T15:00:00Z