DSpace コレクション: 2007-03-31
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/17
2007-03-31
2023-10-26T16:32:47Z
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「看護技術自己評価表」による臨床実習評価の試み : 育成看護論実習での学生の看護技術習得の報告 (活動と資料)
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/83
タイトル: 「看護技術自己評価表」による臨床実習評価の試み : 育成看護論実習での学生の看護技術習得の報告 (活動と資料)
著者: 嶋澤, 恭子; 古川, 洋子; 正木, 紀代子; 山田, 奈央
2007-03-30T15:00:00Z
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効果的な認知症予防事業に関する実践的研究 : 音楽療法とレクリエーション活動の取り組みに対する比較検討 (研究ノート)
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/84
タイトル: 効果的な認知症予防事業に関する実践的研究 : 音楽療法とレクリエーション活動の取り組みに対する比較検討 (研究ノート)
著者: 横井, 和美; 国友, 登久子; 島田, 淳子; 辻, 利美子
抄録: 研究の背景 高齢化が進み認知症予防活動を地域で展開するにあたって、地域住民が認知症や認知症予防に対して理解をもち、活動を主体的に取り組む基盤がなくてはならない。そのため、地域の高齢者に受け入れ易く主体的に活動できる認知症予防の具体的な方法の提供が必要となる。目的 認知症予防活動の体験学習として提供した音楽療法とレクリエーションの体験は、認知症予防事業が住民に受け入れ易く継続した活動となり、かつ認知症予防として効果が期待できるものなのか、参加状況や事業開催前後の高齢者の総合力の比較から検討した。方法 認知症予防事業に参加し測定データーの提供協力を得た48名を分析対象とした。認知症予防事業として行なった音楽療法とレクリエーションの体験教室開催前後に、かなひろいテスト、ステッピングテスト、Timed up & go、閉じこもりチェックなど総合力を測定し各教室の前後の変化を比較した。結果 5ヶ月間という期間限定においては、音楽療法の体験教室参加者はかなひろいテスト、ステッピングテスト、Timed up & go、閉じこもりチェックなど、すべての項目の有意(P<0.05)な改善がみられ、教室終了後も自主活動がみられた。一方、レクリエーションでの機能改善はみられなかったが、展開方法を変えることで出席率が上昇し自主活動もえられた。結論 認知症予防活動の体験学習として提供した音楽療法とレクリエーションの体験は、5ヶ月間という期間限定においては、音楽療法の方に改善の変化がみられた。体験教室の方法を吟味することで、いずれも体験教室後、自主グループの形成がなされ活動が継続され、認知症予防としての活動が地域に根付きかけた。
2007-03-30T15:00:00Z
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東洋式リンパマッサージを取り入れた看護技術開発に関する研究 : 実験プロトコールにおける測定ツールの評価 (活動と資料)
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/85
タイトル: 東洋式リンパマッサージを取り入れた看護技術開発に関する研究 : 実験プロトコールにおける測定ツールの評価 (活動と資料)
著者: 本田, 可奈子; 久留島, 美紀子; 伊丹, 君和; 田中, 香織; 豊田, 久美子
抄録: 背景・目的 近年、我が国の疾病構造は生活習慣病が大半を占めるようになって久しく、予防医学の観点から代替・補完療法が注目されている。代替療法は、人間を全人的にとらえ人間の本来持っている自然治癒力を向上させる事にあり、看護が生活援助を通して本来着目してきた視点と共通する。そこで、代替療法のマッサージと、国内でも馴染み深い東洋医学の考え方に着目し、自然治癒を高める免疫力に焦点をおいたリンパマッサージ(東洋式リンパマッサージ)を日常の看護ケアの中に取り入れることを考えた。今回はその免疫機能に対するエビデンスを明らかにするための基礎的研究として、実験プロトコールの作成における測定ツールの評価を行った。方法 研究協力者は、本研究の趣旨に同意を得た健康な成人女性3名である。東洋式リンパマッサージが身体に及ばす影響として、①バイタルサイン、②自律神経系の反応、③唾液分泌型IgA(SIgA)の定量、④唾液分泌型コルチゾールの定量、⑤血流量、⑥自覚症状の測定をおこなった。施術者は、手技の統一をはがるために、国家資格をもち、整体ならびに東洋式リンパマッサージの開業をしている一人の整体師とした。また、施術部位では、二人は左上下肢、一人は背部とした。結果 ①血圧、脈拍は施術の前後でほとんど変化はみられなかった。②施術によって血流量は2人に著しい増加がみられた。③自律神経は、2人で施術後に若干の副交感神経の高い反応がみられた。④SIgA濃度は、施術前156.5μg/mg・施術後383.1μg/mg、施術前267.4μg/mg・施術後211.5μg/mgで、2人に増加がみられた。⑤唾液中コルチゾール濃度は、施術前0.2μg/mg・施術後0.16μg/mg、施術前0.28μg/mg・施術後0.21μg/mg、施術前0.29μg/mg・施術後0.17μg/mgで、3者ともに減少した。⑥施術後に全員が「からだが軽くなった」「温かくなった」「片側だけの施術は比較にはなるが、若干の不快感も残る」などの主観的反応がみられた。考察 東洋式リンパマッサージの影響による免疫機能の評価を行うには、自律神経活動評価や、唾液分泌型IgA定量の測定を選択することは通していると考える。しかし、協力者数や自律神経活動値の測定時間、施術部位選択などの検討が必要とされた。
2007-03-30T15:00:00Z
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小児とかかわる看護師が考えるプレパレーションの実施と評価 (研究ノート)
https://usprepo.office.usp.ac.jp:443/dspace/handle/11355/86
タイトル: 小児とかかわる看護師が考えるプレパレーションの実施と評価 (研究ノート)
著者: 古株, ひろみ; 流郷, 千幸; 藤井, 真理子; 鬼頭, 泰子; 大西, 孝子; 東, 美香
抄録: 背景 子どもの権利条約に伴い、子どもにも必要な情報が提供されることや、また、子どもが意見を表明できることが保障された。それ以後、入院や処置・検査による不安や恐怖を、事前の準備や配慮によって子どもの恐怖や不安の軽減を助け、更に子どもや親の対処能力を引き出す支援であるプレパレーションの言葉や概念が急速に普及した。看護場面でも、プレパレーションを意識した取り組みが展開されている。しかし、プレパレーションのケアモデル開発も始められたばかりであり、各臨床看護場面では、それぞれの状況に合わせたプレパレーションがなされてはいるが、子どもにかかわる看護師がどのようにプレパレーションを実施し、評価しているのかはまだ明らかになっていない。目的 看護師が効果的であったと考えたプレパレーションはどの様に実施され、どの様な視点で評価しているのかを分析した。方法 子どもにかかわる看護師に効果的であったとするプレパレーションの場面とその評価について独自に作成した質問紙を用いて調査をし、記述内容の分析を行った。結果・考察 実施したプレパレーションの評価に対する判断は、『検査・処置ができた』、『子どもの言動・反応・様子からの判断』、『子どもの様子と検査・処置の受け入れ』、『子どもの理解』、『子どもが納得する』の5つのカテゴリーが得られ、処置などが実施できたことで判断している者つまり、医療者の視点での判断が多い。処置後の子どものストレスなどに対しての評価に重点が置かれているものは少数であった。子どもが納得していることを判断にしていたものは少数であったが、処置中や処置後の反応といった継続した視点で評価できていた。
2007-03-30T15:00:00Z